自然環境に優しいキャンプをするために、実践したい6つのこと
キャンプを楽しみ続けるためには、素晴らしい自然が必要です。
キャンプを楽しむ人も年々増えています。
そこで、一人ひとりが、自然環境に優しいキャンプを心がける必要があります。
これからも、日本の素晴らしい自然を楽しめるように、
サステナブルな意識をもってキャンプをしましょう!
自然との一体感を感じることができるキャンプだからこそ、
自然を守る意識をもち、環境に負担をかけないようにしたいものです。
この記事では、自然環境に優しいキャンプをするために実践したい6つのことをご紹介します。
もくじ
キャンプ地の選択・事前準備
- 電車やバスなどの公共交通機関で行くことのできるキャンプ地を選択する。(コンパクトな荷物にまとめ、自動車を使わない)
- 人数は、10人以下など少人数で行くようにする。
- 食料などは、事前に準備をしゴミを出さないようにする。(ゴミの出ない資源を使う⇒洗い物を避けるために、使い捨ての「紙皿」などを使わない)
- 自然と一体化するために、なるべく地味な服装を選び、鳥などの野生動物を驚かせない。
キャンプサイトの選び方・過ごし方
- 日当たりのよい、平らな場所を選択する。
- 自然環境を大切にするため、地形を変えたり、生息している動物を痛めたりしない。
- 同じ場所に4日以上滞在しないようにする。
- テントの側溝を掘らないようにする。
焚き火のルール
- 燃料はなるべく持参し、自然のモノを使わない。(新聞紙などの紙ではなく、着火剤などでスムーズに着火する⇒紙などは燃えやすいですが、灰が広範囲に舞ってしまいます)
- 直火は自然へのダメージが大きいため、焚き火台を使うようにしましょう。(愛用している焚き火台が、地面との距離が近い場合は「焚き火シート」を使用しましょう。)
※そもそも、直火が禁止のキャンプ場も増えてきているため、注意が必要です。 - 風が強い日などは、焚き火をしない。
- 周囲に燃えやすいモノがないか確認をし、他のキャンパーがいる場合は距離を十分に離す。
- 残り火は、お湯を沸かすなどに利用し、エネルギーを無駄にしないようにする。(焚き火を終える2~3時間前には、新しい薪を入れるのを止める)
【ソロキャンプ】おすすめの焚き火台18選!焚き火の魅力から後始末まで徹底解説
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食事と衛生面
- 食料や食器などは衛生面に注意して保管する。
- 調理したものを新鮮な状態で食べ、食中毒を防止する。
- 1日活動した後、汗をかいた服装のままで寝ない。
- 手に傷がある状態で、料理をしない。
後始末と廃棄物
- 焚き火で出た炭は持ち帰るか、キャンプ場のルールに従い、灰捨て場などに捨てる。(かつては、「燃え残った炭は土に還り、肥料になる。」などと言われていたようですが、誤りなので注意してください。)
- キャンプで出たゴミに関しては、持ち帰るかキャンプ場のルールに従って処理してください。
- 食器などを洗った排水は、ろ過して浅い穴に流し、穴にはフタをしましょう。(油汚れなどは、そのまま洗わずに、先に新聞紙などで拭き取るようにしましょう)
自然を感じ、自然に感謝する
- 自然と触れ合い、「地球が人間だけのものではない」ことを実感する。
- 自然環境を壊さない。(生態系や地形を乱さない)
- 大きな声を出さない。
- キャンプ地に跡を残さない。
周囲のキャンパーへの配慮や、自然環境に優しいキャンプを心がけ、これからもキャンプライフを楽しんでいきましょう!
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