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【投資と預貯金】投資について正しく理解しよう

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【投資と預貯金】投資について正しく理解しよう

みなさんは、投資投機の違いを理解していますか。
その前に、貯金預金の違いは理解していますか。

貯金と預金

まず、貯金と預金の違いについて解説します。

貯金=ゆうちょ銀行に預けているモノ
預金=ゆうちょ銀行以外に預けているモノ

非常にシンプルで、預け先の違いでこれら2つを区別します。
そして、これらを合わせて預貯金と言われます。

「投機」と「投資」を理解しよう

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おおくの人は、「投資は危険なモノだ」と思っています。

運用というものは、大きく分けて2つあります。
それは、「投機」「投資」です。

投資は聞いたことがあるけど、投機は聞いたことがないという人も多いのではないでしょうか。

投機とは?

投機は、「機会にお金を投じること」です。

すなわち自分のタイミングで価値を見定め、それにお金を投じることです。

たとえば、モノの価格が安いときに購入し、高くなったら売るということです。
当然ですが、自分のタイミングで売買するので、リスクが大きいです。

そのため、株で大儲けして喜ぶ人がいる反面、大損したとげんなりする人もたくさんいます。

投資とは?

投資は、「長く時間をかけてお金を育てていくこと」です。

投機のように、タイミングでお金を投じるモノではないです。

お金を育てるイメージなので、たとえ経済状況が好調なときでも、悪いときでも、お金を一定額投じます。

そうすることで、自然と経済が良いときは、モノがあまり買えませんが、経済が悪いときは、モノが多く買えます。

結果として、購買率が平準化し、投じた資金(元本)よりも収益がのびているという結果になります。

これを「ドルコスト平均法」といいます。(ただ元本保証はなし)

どういう原理かというと、長期で投資をしていれば、リスクも同時に分散化され、悪いときのリスク抑制になります。

多くの人は、投機のことを投資と勘違いしているのです。

「投資は投資」「預貯金は預貯金」

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「ふだん使わないお金は投資にまわすべきだ」と言っている金融機関の方も見受けられますが、「事実は違う…!」とわたしは感じています。
そもそも、投資と預貯金の性質がまったく違います。

預貯金(銀行に預けること)

超低金利時代なので、ひと昔前のように銀行金利が6%、7%の時代ではありません。

いまや0.001%という、ほぼ金利がないに等しい時代になっています。

こういう理由から、「お金は銀行に預けても増えないので、投資にまわしましょう!」という人が増えているように思います。

しかし、預貯金(銀行)を否定するのではなく、預貯金にもメリットはあります。

預貯金のメリット

  • 元本割れしない
    (インフレ「物価上昇」リスクは考慮しない)
  • いつでもお金を口座からお金を引き出せる
    ※これが最大のメリットです。

預貯金とは、「緊急予備資金」なのです。

たとえば、急にまとまった治療費が必要、親族が亡くなり、葬式費用を急遽立て替えなければいけない(冠婚葬祭など)、あるいは思い立って旅行に行こうといってお金を引き出すなど、上げればキリがないです。

こういう突発的にでていくお金に対応するために銀行にお金を預けます。

投資について正しく理解しよう

投資は、途中解約もできますが、早期解約をすると基本的に元本割れします。

あくまで、10年、20年は運用することが基本となります。

たとえば、預貯金代わりに投資をはじめたとします。
しかし、2年後にまとまったお金が必要となり、銀行にいっても、預貯金代わりに投資をしている場合、「口座にお金がない…」となってしまいます。

かといって、投資商品を解約するにも2年間であれば、払った分以下になります。

どうしても必要な場合は、解約をして資金を引っ張りだしますが、元本割れしてしまうので、払った額以下しか手元に残りません。
納得できないですよね…

まとめ

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預貯金のすべてを投資にまわしてはダメです。

一般的には、お給料の20~30%を投資にまわした方が良いとされていますが、あくまで参考値です。

みなさん生活環境が違います。
20%も投資できないという方もいらっしゃるでしょう。

まずは、無理のない範囲で少額からはじめればいいのです。
そして、余裕がでてきたら増額していきましょう。
いつでもお金を引き出せる資金を用意したうえで、それでも手元に余裕があるのであれば、投資にまわす意識をもつことが大切です。

投資と預貯金は特性が違うので、分けて考えるようにしましょう。

具体的にどのくらいを目安に、投資と預貯金に区別できるか分からないという方は、1度CF表(お金の流れの地図)を作成してみると良いと思います。

キャッシュフロー(CF)といって、将来のお金の流れが一目で分かる表を、作成できるサービスがあります。

銀行、証券会社、保険会社、独立金融仲介人(IFA)、あるいは日本FP協会のHPから、CF表をダウンロードすることができます。
ご自身でも作成できますが、はじめは分かりづらいので、まずは、専門家の意見を聞いてみるのもいいでしょう。

CF表については、下記の記事をご覧ください。

人生100年時代に必要なお金の基礎や、資産形成について更新していきます。
みなさんの将来が少しでもいい方向に進める「助け舟」のような役割を果たせたら嬉しいです。

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