この記事では、
- 暗号資産に興味のある方
- 暗号資産へ、投資をするか迷っている方
- 暗号資産の基本的な仕組みを知りたい方
へ向けて、暗号資産(旧称:仮想通過)について、分かりやすく解説します。
(現在は金融庁により、名称変更がなされ、仮想通過から暗号資産に名称変更しています)
※2021年2月22日の記事を更新しております。
【暗号資産とは?】初心者向けに、分かりやすく解説
近年、株価上昇に伴い、暗号資産も上昇傾向となっています。
暗号資産の成り立ちとは?

諸説ありますが、グローバルにおいて、銀行口座を持っている人は、世界人口の中でも、意外と少ないと言われています。
先進国であれば、多くの人が銀行口座を持っており、何かしらの取引や送金などが可能です。
一方で、発展途上国と呼ばれる諸国では、銀行口座を持っていない人が多く、グローバルにビジネス展開をできず、困っている人も多くいる状況でした。
銀行口座を持たない人でも、携帯電話(スマホ)は1人1台持っている時代です。
デジタル化が叫ばれる現代、携帯電話があれば、どこでもグローバルに取引や送金をすることができます。
そのため、暗号資産は銀行口座を持たない人でも、ビジネスができるように、開発されたデジタル通貨です。
しかし、この暗号資産に関しては、法的ルールを伴うものではありません。
どういう事かというと、
本来、通貨とは国の中央銀行が発行し、その通貨価値を国が保証しているものです。
そのため、他国と通貨交換(為替)が可能であり、ビジネス上においても、安心安全に取引が可能です。
一方で、暗号資産に関しては、国のお墨付きは無く、ブロックチェーンと呼ばれる制度で成り立っています。
ブロックチェーンとは?

暗号資産は国が管理するのではなく、暗号資産を管理する人同士が監視しており、違法な取引や過剰取引などがないかの確認をしています。
また、その暗号資産にドルなどの通貨と同程度の価値をもたせるようにする仕組みです。
暗号通貨を購入する根拠は?

根拠もさまざまだと思いますが、暗号資産を購入する人が増えている理由のひとつとしては、「中国が暗号資産ではないにせよ、デジタル人民元を、国が主体となって発行している点」も影響していると考えています。
その限定地域の抽選に当選した住民に、このデジタル通貨を無償で配ったとのことです。
もし、この実験が成功したならば、さらに世界へとデジタル人民元を広めていくことでしょう。
このような状況となれば、デジタル通貨、キャッシュレス、国が認める独自のデジタル通貨が交錯した世の中になっていくことが考えられます。
投機目的の暗号通貨

暗号通貨に関しては、投機目的で購入する方も多くいます。
一般通貨は、国が法的に管理しており、通貨価値を安定させていますが、暗号資産は違います。

投資と投機の違いについては、こちらの記事をご覧ください。
暗号資産は、あくまで、法の管理下ではなく、ブロックチェーンと呼ばれるシステムで管理しています。
そのため、仮にそのシステムにトラブルが生じた場合、暗号資産という仕組みは、途端に崩れてしまいます。
しかし、特に海外では、この暗号資産の将来性に期待し、力を入れています。
また、暗号資産はブロックチェーンの下、海外通貨(特にアメリカ・ドル)を担保にしているケースが多く、暗号資産とドルの交換も可能です。
このような背景から、いつでもリアルな通貨に交換できるという安心感から、暗号資産に力を入れる人が増えたのでしょう。
暗号資産の価値について


そのため、株式と同じように、多くの人が暗号資産にも投資をしていくと考えられます。
※もちろん、株式と同じリスクもあるので、注意が必要です
最近では、暗号資産も一部の店舗で使えるようになっているため、投資をしながら、資産を増やせる上に、店舗でも使えるという点において、需要が高まっています。
しかし、すべての店舗で使えるようになるには、まだまだ先の先の話になりそうです。
まとめ


やはり、国家管理の下に置かれた通貨に比べると、まだまだ法的にも、信用度的にも、そして使用流動性に関しても、劣っているように感じます。
もし、この暗号資産が国家によって、法制度が設立され、認められれば、21世紀の通貨革命にも思えます。
まだまだ不安要素が多くあるため、ハイリスクハイリターンの商品を好む方は、十分に注意を払いながら暗号資産を購入してみてはいかがでしょうか
補足(主な投資商品)
- 1~4が時間で運用していく商品
- 5~9がリスクをとって運用していく商品
投資初心者の方、20~30代の方は、リスクを取りにいくのではなく、まずは「時間を活用した投資」からスタートすることで、安定的に資産を増やすことができます。
コメント